払い越し産の登録品種 有紅。
有紅を一般的に紹介するときは青軸の桃紅色 大舌の大輪花。
と言う風な感じでしょうか。写真集などに掲載されている画像だと確かに上記の記述だと思う。
葉色が薄くて黄葉気味で紺覆輪が一部に入るので桃紅色が咲くのを期待は出来るが採光に頼った色出しをすると払い越しの色とされる黒紅になる。
写真集などで見かける画像の軸は緑。
数年前に有紅と葉・花は同じだが軸が紅で咲くので別品種と言う事で日本寒蘭会に登録された花がある。
女雛と言う銘。
画像は開花が始まったばかりだが有紅である。軸は紅なので女雛?
有紅の軸の色が違う花が女雛のはずだが有紅が女雛に変化した?
朝日に少し当てて夜間は外に出して昼夜の温度差で色出しをした。
払い越しの青軸で咲く品種でも上手に色出しをすると紅の軸になるのだが一般的には知られていない。
画像の有紅は撮影したその日に私の棚から出た。
有紅と女雛の違いは軸の色だそうだが有紅も紅軸になるし女雛が紅軸ではない咲き方をする。
つまりは同じ?新品種だと言う事で高価な方を選ぶ理由は何もない。
私的には確証があったのだが実証しないと信じない方が多いので試してみた。
払い越しの紅は噂などを信じられている方々が多い。